冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也。 -暦便覧
新春の候、1月5日。
小寒を迎えました。
静かに落ち着いた寒さの中、仕事始めとなりました。
とはいえ天気は例年よりも暖かく、過ごしやすさを感じています。
雪がはらはらと舞い降りる、美しい京都の冬です。
お正月飾り「根曳の松」を見ることもちらほら。
節句を通して日々を楽しむ人々の姿は、
日本文化の持つ内面の豊かさを表しているように思います。
来る1月7日は人日の節句。
今年も、温かく優しい一年となりますように。
「新しき 年の初めに豊のとし しるすとならし雪の降れるは」
- 葛井連諸会(万葉集)