麻暖簾/京都宇野株式会社のご挨拶

宇野株式会社


私たちは”ものづくり”が大好きです。

私たちが商品をつくる際、最初から形のあるものは1つもありません。
形のないものを形のあるものにしていくためには、1つの“種”を植えつけなければなりません。

その“種”は、私たちが普段生活をしている中で感じた一場面を切り取ったもの。
ぼんやりと眺めていた景色の中でなぜか心に残った色、雑踏の中で聞こえてくる街の音、
ふと思い出した幼い頃の思い出…、そんなものが“種”となります。

その“種”に“水”を与えます。それが、素材や受け継がれた技や新しい加工技術です。
私たちとっては、それは手織りの麻布やさまざまな染色技術になります。
そういった“水”を“種”の特徴に合わせて与えて成長させていきます。

ただし、いくら“種”に“水”を与えても、
それだけではどちらに向かって幹や葉が成長するのかわかりません。
こっちだよと成長する方向に導いてくれる“太陽”が必要です。
その“太陽”がデザインです。

そして、それらがそろってやっと形のないものが形のあるものになります。

私たちの商品はすべて私たちが“種”を植え、“水”をやり“太陽”をあてて生まれています。

そして、その過程にはさまざまな人が関わっています。
子供が見守る中 笑顔で手機で麻布を織る女性、ただ一点を見つめ黙々と生地を染めていく職人、
ガタガタとミシンをかけて縫製してくれるおばちゃん、等など
本当に多くの方の手を経て1つの商品が生まれます。

私たちは、そうやってできた商品を手に、お客様と対話をします。

私たちは“ものづくり”が大好きです。

宇野株式会社は、そういう会社です。

                 代表取締役社長  宇野達也